ニューキノロン系による痙攣発作について

抗生物質にもいろいろな系統が世代があります。最近の世代の1つとしてニューキノロン系抗生物質があります。この抗生物質の特徴は、スペクトル幅が広いことであり、特に膀胱炎でよく使われています。泌尿器科ではよく使われている抗生物質です。
怪我や風邪のとき、手術後のときよくつかわれる抗生物質は、戦後開発され、抗生物質のおかげでたくさんの人の命が救われたと言っても過言ではないです。ただし、使いすぎると、抗生物質に対する耐性菌ができてくるため、しだいに効果が薄れてくるというデメリットがあります。ですから今では抗生物質をやたらとつかうことがないようになっています。ニューキノロン系もそのなかの1つに入っています。ニューキノロン系に対する耐性菌はいまのところ出現していませんが、今後つかいすぎたりすることで、耐性菌が生まれてくるかもしれません。
また抗生物質には副作用がつきものです。一般的に、薬は副作用がつきものですが、抗生物質に関してはとくに注意します。医師や薬剤師が抗生物質の副作用を必ずと言っていいほど説明をします。吐き気、腹痛、下痢などです。頻度的には100人に1人くらいですので、抗生物質を飲んでだれでも副作用が出るわけではないです。また副作用の中に、痙攣発作があります。くだんの副作用からすると頻度的にはひじょうに少ないです。抗生物質を飲んで30分くらいしてから全身が震えることです。ひどくなるとめまいを生じて、立っていうことができないのです。この場合には薬をただちに止めて医療機関を受診しましょう。
命に係わるような副作用ではないですが、この痙攣発作を経験すると二度と抗生物質を飲みたくないという恐怖を覚えます。とにかく副作用の中で、この痙攣発作は怖いです。